読書録 地方生活の日々と読書

趣味が読書と言えるようになりたい。

MENU

「自分を楽しませる」、「体力をつける」

今週のお題「2018年の抱負」

あけましておめでとうございます。
年末年始の新婚旅行からの年明けの引っ越し、と怒涛の勢いで人生の階段を登っております。
引っ越しの荷物の整理をしているのだけれど、やはり物量の多い本の整理に時間がかかっている。新たな本棚に並んだ本たちを見ていると、再読したい要求がぞくぞくと湧いてくる。さすがケチな私が金を出して買った本だけあって、私の好みに合った本がずらりと並んでいる。中には未読の本も数冊あって、とりあえずその一冊を寝室に運んでおいた。これで数日は安心だ。



さて、2018年。今年の目標は2つ。「自分を楽しませる」と「体力をつける」だ。

去年は幸せについて漠然とだが、継続的に考え続けた1年だった。1年考えて幸せの何が分かったかといえば、何も分からなかったのだけれど。しかし、少なくとも自分の人生の責任をとれるのは自分だけであり、自分の人生をどのように過ごしたいかといえば、もう少しだけ楽しく生きたいと思うので(なんていうか、何故か私には変な被害者意識がある。私はこんなに頑張ってるのに!みたいな。誰にも頼まれてないのに勝手に「ねばならない」という文脈で生きているというか…)、今年は主体的に自分を楽しませる工夫をしていこうと思う。意識的に人生を楽しむ。逆にいえば、無意識にダラダラと享楽的に過ごさない。それが今年の1つ目の目標。

もう一つの体力をつけるは文字通り。30歳を目前にして体力の低下が著しいので、引きこもりたい気持ちを抑え、少しは運動しようと思います。
本を読んだり、旅行に行ったり、ぐっすり寝たりという、好きなことを楽しむためにも体力が必要ですからね。実は屋久島に屋久杉を見に行きたいという願望があるので、屋久島トレッキングが出来るだけの体力をつけることが目標。うん、がんばろう、自分。


あ、あとふたつ。今年こそ読書記録を継続してつける、ブログも頻繁に書く、も目標に入れておきます。なので、2018年も読書録をよろしくおねがいいたします!

ちょっとガラパゴス行ってくる。『ガラパゴス諸島 「進化論」のふるさと』【読書日記】

タイトルどおりです。
年末年始、ガラパゴス諸島へ行ってきます。新婚旅行です。リア中の極みです。いいでしょ?
ちなみに、初めての海外旅行でもあります。もう何を用意したら良いのかも分からず、出発までの時間をどう過ごせば良いのかも分からず、こうしてブログなんかを書いている。忘れ物ないかな…

結婚式にお金使うくらいなら、新婚旅行にお金使いたいよね、ということで結婚式も披露宴もしなかった。新婚旅行は、普段の旅行ではいけない場所、をモットーに行き先を選定した。結果、ガラパゴスガラパゴス行ってきます、と知り合いに言うと、「ガラパゴス!へー、ガラパゴスって島だよね?何があるの?」と聞かれることが多い。何があるんだろう?「亀、あと…イグアナ?」と答えている。ほんと、何があるのだろう。パックツアーに頼んだので、下調べをほとんどしていない。それにガラパゴス諸島の情報は調べてもあまり無いようだった。

インターネットでガラパゴス諸島と調べると、一冊の新書が出てきた。伊藤秀三『ガラパゴス諸島「進化論」のふるさと』である。1983年の中公新書。もちろん、もう廃番しているものである。ガラパゴスに関する新書は、サイエンス新書から『ガラパゴスのふしぎ』というオムニバス形式のものが出ている(読んだ)が、どうもこの古い新書が気になった。気になったら、その場でネットで買えるのが現代のいいところだ。一生に一度の新婚旅行だし、という自分を甘やかす魔法の言葉で理性を麻痺させ中古本を買ってしまった。

少し日に焼けているが、帯まで綺麗な一品が届いた。

]

目次の配置がなんだかオシャレ。そして読むのが楽しみになる内容。

実はこの本、まだ読んでいない。
南米までの長い長いフライトの中でじっくり読んでいこうと思う。
あー旅行楽しみだ!

新卒で入った会社を退職しました。

今週のお題「今年中にやっておきたいこと」

ブロガーっぽいタイトルをつけてみた。
先週末が新卒で入って2年9カ月務めた会社の最終出勤日であった。年末までの2週間は有休消化期間であり、その間に引っ越しを行う予定である。そして年明けからは新しい職場で新しい生活が始まる。

先週まで普通に出勤していた会社に、もう二度と行くことはないのだと思うととても不思議な気分である。
大学の卒業のときと同じような気分である。あれだけ毎日通っていた研究室にもう二度と行かなくなった日。小中高の卒業式が学校を挙げての一大イベントであることに対し、大学の卒業式は、式の一方で普段の生活が並行している(実験は休めないし、生物の世話はあるし、研究室はなんだかんだで通常運営だ)。だからだろうか、日常の中から一人放りだされたような気分になった。会社も一人や二人、メンバーが抜けたところで、通常運転に変わりはなく。私はまたしても、一人で世間に迷い出てしまったかのような気分になっている。

働いていたときは、毎日毎日辞めたい辞めたい辞めたいと思っていたのにな。

いざ辞めてみると、妙な名残惜しさと、何かやり残したことがあったのではないかという不安がある。
私は誠実に働いていたか。そんな問いを突き付けられている。

2017年は、今後人生を振り返ったときに、大きな区切りとして思い返される年となるだろう。


結婚、引っ越し、転職。俗に言うライフイベントが一気にやってきた。
最も生活自体は未だに何も変わっていないので、実感は湧いていない。書類だけの結婚で、遠距離恋愛別居婚へと変わっただけである。結納結婚式披露宴をしていないのでイベント感もそこまでない。
とはいうものの、この独身時代の延長のような結婚生活も、2017年末で終わる。9年続いた一人暮らしもあと2週間で終わる。ああ、名残惜しい、孤独な自由時間。

今年もあと10日あまり。もう一度、この3年あまりの会社員生活を振り返ってみよう。もう一度、一人で世界に向き合った日々を総括してみよう。そう思っている。