読書録 本読みの貪欲

近畿地方の某田舎町で一人暮らし中。

手帳を買い間違えた。

馬鹿なことをした。 馬鹿なことの内容は題名通り。秋も深まり文房具売り場はすっかり手帳のシーズンである。 今年はどんな手帳にしようかなとインターネットを物色していると気になるものを見つけてしまった。ロイヒトトゥルム 手帳 2018年 1月始まり マンス…

退職願を書いた。

今週のお題「私がブログを書きたくなるとき」久しぶりのブログへの投稿です。このところいろいろあったような、なかったような毎日で、ブログを書かない日が続いている。 ネタとなる読書はずっと継続していた。どころが社会人になってからで一番といっていい…

ストレスと本への衝動

ストレス解消法は世の中にいくつもあって、きっと人それぞれお気に入りの方法があるだろう。 どうやら私にとって、それは本の衝動買いであるようだ。 最近、そこそこストレスフルな生活を送っているのだけれど、びっくりするくらい部屋の中の本が増えている…

小説のための小説『1000の小説とバックベアード』

小説をテーマにした小説を読んだ。佐藤友哉『1000の小説とバックベアード』。 著者、佐藤友哉の本を読むのは初めてだったが、これが面白かった。一気読み。昨日は台風が来るとのことで、引きこもって本を読んでいたのだが、おかげで退屈することなく一日を過…

私は幸せなのか。アラン『幸福論』

入籍当日。遠距離の婚約者に会うため、バスと電車を乗り継ぐ中、アラン『幸福論』をパラパラと読んでいた。 プロポ(哲学短章)というそれぞれ独立した小編が積み重なってできた本書は、どこからでも読めて、移動中に少しずつ読むのにはもってこいだ。岩波文庫…

結婚前夜に読む本

実は明日結婚する。 「結婚前夜」と聞くと、「ドラえもんのび太の結婚前夜」が浮かぶ世代なのだが、現実の結婚前夜はアニメのようにドラマチックではない。親と同居しているわけではないので涙の別れはないし、そもそも式も披露宴もしない。流行りのナシ婚。…

すべては「普通」のために。村田沙耶香『コンビニ人間』

読みたい読みたいと思っていた本をついに購入。単行本の小説を買うのは久しぶりだ。 第155回芥川賞受賞作、村田沙耶香『コンビニ人間』。帯にはこうある。 36歳未婚女性、古倉恵子。 大学卒業後も就職せず、コンビニのバイトは18年目。これまで彼氏なし。 こ…

何もかもめんどくさい 『生きるのが面倒くさい人 回避性パーソナリティ障害』岡田尊司

私は極度のめんどくさがりである。 しかもその度合いが年々上昇している。仕事が面倒くさいのはともかくとして、掃除や洗濯といった家事も、趣味友達に会うことも、ブログを書く程度には好きな読書も、はたまた食事をすることさえも面倒くさい、と思うことが…

ヒトには個体差がある『死ぬくらいなら会社辞めればができない理由』 

最近本屋でよく見る本。インパクトのある表紙とタイトル。 ぷらぷらとネットの海を歩いていると、本書が電子書籍でも出ていることを知り思わず購入。 ページを開いてから、冒頭の漫画を読んだことがあったことに気づく。 ああ、あの漫画か!というような再会…

週末読んだ本

土曜日。久しぶりに一日中本を読んでいた。 このごろでは滅多になくなってしまったことだ。 記念に、というわけでもないが、今週末に読んだ本を記録しておこうと思う。 『ずっとお城で暮らしてる』シャーリー・ジャクスン 桜庭一樹のエッセイで紹介されてい…

暇で退屈で面倒くさい

図書館へ行った。貸出冊数の上限が10冊から20冊に変更になっていた。 5年前の自分ならとても喜んだと思う。 しかし今の私は、別にうれしいとも便利になったとも思わなかった。 2週間で20冊本を読めるほどの集中力が、今の私にはもはやもうない。集中力がなく…

自分に足りていない能力について。

森博嗣さんの新書を立て続けに読んだ。 2003年初版ながら最近も新聞広告に載っていた『「やりがいのある仕事」という幻想』と2017年1月初版の『夢の叶え方知っていますか』という朝日新書である。 自分には「やりがい」も「夢」もないんだけど、と軽く絶望し…

思考停止しているなあと思う

なんとなく毎日が辛い。 毎日、ではなく、平日が辛い。仕事が辛い。 ゴールデンウィーク明けの月曜日、馬鹿みたいに早起きしてしまい、普段より早い時間に会社へ向かったが、向かう車内でひどい動悸を感じていた。 やっとのことで迎えた金曜日。スーパーに寄…

amazarashi『MESSAGE BOTTLE』

4月になって2週間が過ぎた。 初々しい新入社員の姿を横目で眺めつつ、普段通りの仕事をこなす。 相変わらず「どこかへ行きたいな」と思いつつどこかへ行く気力もない日々だ。毎日のように仕事を辞めたいと呟き、月に一度は朝起きたら会社が燃えてたらいいの…

amazarashi『命にふさわしい』

何度かこのブログにも書いているが、amazarashiというバンドが大好きだ。 20代半ばまで、アイドルなども含め音楽グループに「はまる」という経験をしたことがなかった。 私は音楽には関心の低い人間なんだと思っていたし、はやりの曲を追いかける同級生たち…

私=人間=人形? 森博嗣『赤目姫の潮解』

森博嗣の100年シリーズに最終巻が出ていると知ったのは、恥ずかしながらつい最近のことだった。毎週のように図書館に通い、毎週のように森ミステリを借りていた中学生の頃が懐かしい。 最終巻は、もうとっくに文庫化もされており、本屋にも図書館にも並んで…

読書疲れの日曜日

特に予定もなかったので本を読んで土日を過ごした。 一人暮らしであることをいいことに、土曜日は布団を敷きっぱなし、パジャマも着っぱなし。 本を読んでは、寝落ちして、再び、本を読んで、寝て、食べて。 そんなこんなで日曜日のお昼過ぎ。 さすがに着替…

池澤夏樹=個人編集『日本文学全集29 近現代詩歌』

都会で学生時代の友人に会った。 その帰り道に本屋へより、前から欲しかった、池澤夏樹=個人編集『日本文学全集29 近現代詩歌』を買った。 ところで都会へ出ると建物の多さに圧倒される。 特に生活の場であるアパートやマンションの数に圧倒される。 ベラン…

料理研究家の研究。阿古真理『小林カツ代と栗原はるみ 料理研究家とその時代』

どちらかといえば料理は好きだ。 だけど料理の本を読んだり、自炊関係のブログやテレビの料理番組を眺めるはもっと好きだ。 レシピ本を見ながら料理をすることよりも、ただただレシピ本を眺めていることの方が多い。 残業帰りに半額総菜やらインスタント食品…

恋愛小説じゃないけど。『告白』。町田康

日曜日。 平日は毎日のように、次の休みの日こそ遊びに行こうと思っているのに、いざ休日を迎えると腰が重い。 都会の本屋へ行きたいなと思うのだけど、まあ、図書館から借りた本も、キンドルには読み返したいシリーズ物も、部屋の片隅には積読山もあるし、…

パソコン断ち

今週のお題「新しく始めたいこと」ふと思い立って、2週間ほどパソコン断ちをしていた。 目の前にノートパソコンがあると、ついだらだらとネットをしてしまう。人生は短い。 私は加速度的に老いていく。 ただでさえダメな人間なのに、このままではますますダ…

愛は金では買えない。それが親子であっても。『ゴリオ爺さん』バルザック

バルザックの『ゴリオ爺さん』を読んだ。パリの社交界での成功を夢見る貧しい学生ラスティニャック。 彼の住む安下宿には、一代で財を成した裕福な商人であったゴリオ爺さんがいた。 ゴリオ爺さんが貧乏生活を送る羽目になったのは、美しい二人の娘のせいで…

虚構

虚構である社会制度の上にある虚構である会社組織のなかに属する実体のある工場で虚構である資本主義社会のために虚構である通貨を稼ぐ実体である(はずの)我々は実体であるこの体を酷使し虚構であるストレスは虚構である人生に作用し実体であるこの心臓の…

『サピエンス全史』、読書中。年末年始に読んだ本

一年が始まる。 自分でも驚くほど、仕事に行きたくない。 気がつけば「仕事行きたくない 死にたい」だとか「仕事行きたくない どうしよう」だとかで検索している自分がいる。 どうしよう、じゃない。いや、ほんとに。 この正月休みで分かったことはといえば…

2017年はじまりました。

今週のお題「2017年にやりたいこと」2017年が始まった。2016年の大晦日、4年ぶりに高校時代の友人にあった。 友人の中の変わらない部分と日々変わっていく私たちを取り巻く状況が、目の前に立ち現れて圧倒された。 当たり前だが、私たちはもう高校生ではない…

冬のボーナスでノートカバーを買う。

師走忙しすぎ。本を読む時間もとれぬ日々が続く。 実際には、布団に入って読もうとするのだけど、数ページ読み進めた時点で寝落ちしてしまう。 今月に入ってから何度電気をつけっぱなしにして寝てしまったことか。 このブログを書くのだって一か月ぶりくらい…

なんだかんだで3周年。世界の片隅で、弱小ブログは続いてます。

はてなブログ5周年ありがとうキャンペーンお題第2弾「5年後の自分へ」 はてなブログが5周年らしい。と、思ったら、このブログも今日11月18日で3周年を迎えていた。最近追加されたこよみモードで知った。ある日、本当に急に思い立って始めたブログ。 思い立っ…

風呂読書と自己否定 つげ義春『新版 貧困旅行記』

11月。十分すぎるほど寒くなってきた。寒さに耐えられない夜は、ガス代を気にしつつ湯船にお湯を張る。 せっかく湯船に湯を張るという贅沢をするのだから、風呂の時間をめいっぱい有効に使いたい。となると風呂に文庫本を持ち込むに限る。風呂読書については…

「世界は僕を特別扱いしない」から始まる自由。『不自由な男たち――その生きづらさは、どこから来るのか』小島慶子・田中俊之

まったく。年齢性別、所得の多寡や家族の有無にかかわらず、生きづらい世の中ですね。 一若者としては、この先幸せになれる気がまったくしない。今日という日をだましだまし生きて、歳をとり、そして死んでいくのだろうなと思う。 『不自由な男たち――その生…

人生時計。人生=24時間だとすると、一日は何分?

はてなブログ5周年ありがとうキャンペーンお題第2弾「5年後の自分へ」 風邪をひいた。鼻風邪だ。早く治したいので、普段より早く布団に入って寝ようとするのだが、鼻づまりと喉の違和感でなかなか寝付くことができない。おかげで寝る前読書が捗る捗る。ウエ…