読書録 本読みの貪欲

アラサー本好きの日記です。本、旅行、文房具、犬、魚などが好き。

読書感想を書くことは難しい

梅雨も明け、本格的に蝉たちが鳴き始めている。学生たちはもうすぐ夏休みである。夏休みといえば読書感想文である。大人になった今、改めて思うのは読書の感想を書くことの難しさである。4年間ほど、読書ブログを続けているが、一向にコツがつかめない。今の…

ヘプタポッドとネアンデルダール人

仕事中、ふとした瞬間に、何の脈絡もない言葉が頭に浮かんでくることはないだろうか。私にはよくある。最近、やたらと「ヘプタポッド」という言葉が思い浮かぶ。ヘプタポッドといえば、テッド・チャン作のSF短編『あなたの人生の物語』において、人類とコン…

トルストイ『戦争と平和』が面白い!5/6巻読破!

昨年から、岩波文庫の新訳でトルストイの『戦争と平和』を読んでいる。途中で長い休憩を挟みながらも、ついに5巻目。読み出すとやはり面白い。4日ほどで文庫1冊を読んでしまった。物語が進めば進むほど面白くなってきた。 戦争も恋愛もついに佳境。登場人物…

雨の日、ふいの休み、読書。

雨である。大雨である。 電車は運行休止、道路は通行止め。職場へは自動車で通っているのだが、職場までの行ける4つの経路すべてが通行止めになっており、職場周辺の地区は避難勧告が出されていた。仕方がないので、職場へ行くことは諦め、本屋とスーパーに…

今年も読書記録が続かなかった。新しい読書ノートについて。

今週のお題「2018年上半期」タイトルの通りの反省からこの記事を始めよう。 ここ数年、毎年のように、今年こそ読書の記録をつけようと発起しているのだが、ひと月も経たずに挫折している。 今年もその例に漏れず、2週間あまりで挫折してしまったので、この半…

平日、プール、読書。村上春樹訳『高い窓』レイモンド・チャンドラー

暑い。この1週間で急に湿度が上がり、一気に夏らしくなった。気がつけば6月が、2018年の半分が過ぎた。先の金曜日、休日出勤の代休だった。ぽっかりと空いた平日に何をしようか。そうだ、プールに行こう。あまりの暑さ、蒸し暑さに、水浴びできたら気持ちい…

#挫折本を読み通した!『族長の秋』ガルシア=マルケス

ゴールデンウィーク頃だろうか。ツイッター上に「#挫折本」なるハッシュタグのついたツイートを見かけた。読むことを挫折してきた本を告白し合おう、という趣旨のハッシュタグであり、世紀の名作に挫折した人間は私だけではないことがよくわかるタグである。…

森博嗣『私たちは生きているのか?』読了。

最近、森博嗣のWシリーズを履修している。2018年も半分が終わろうとしているが、今年の読書目標「SFを読む」が、ぜんぜん達成出来ていないので、読みやすいしいずれは読むことになると思われる森博嗣の講談社タイガ文庫を、梅雨の合間の晴れた日曜日に引きこ…

鍵忘れて部屋に入れないから『友罪』みたらすごかった

鍵を忘れるというベタな失敗により、自宅から閉め出されている。家人は日帰り出張で、帰りは22時を回るそうだ。どうしようもないので、仕事帰りに映画館に寄った。 とりあえず、時間を潰すことが目的なので、上演時間と終了時間をにらめっこしながら観る映…

ゴールデンウィーク2018

今週のお題「ゴールデンウィーク2018」ついに終わってしまった。ゴールデンウィーク2018。といってもシフト制の休日出勤のため、今年の休みは最大2連休だった。お陰様で4年ぶりくらいに、どこにも出かけないお休みでした。それでもゴールデンウィークはゴー…

結婚という転機を経てみた感想。

いわゆる結婚生活を始めて早4ヶ月。引越し・転職と転機だらけの年末年始を経て、ようやく日常は日常らしく淡々と過ぎていくようになった。 結婚という人生でも一二を争う転機を経てみて、私という人間は何か変わったか。それが驚くほど変わらない。 もちろん…

魚図鑑の魅力 『小学館の図鑑Z 日本魚類館 精密な写真と生地の写真と詳しい解説』

魚好きだ、と、言っている割には、私の本棚には、いわゆる総説的な魚図鑑がなかった。なので小学館から大人向けの魚図鑑が出ると聞いたときには、1も2もなく予約した。小学館の図鑑、小さい頃は夢中で読んでいた。ちなみに友人の子供の1歳児も、小学館の図鑑…

一人称で語るお前、お前は誰だ…? 神林長平『絞首台の黙示録』

ある日の仕事中、本を買おうと思い立った。ストレスがたまっていた。ストレスの溜まると本屋に行きたくなる。 ストレスというのは仕事だけが原因では無いことは、薄々わかっていた。人生に対する不全感。あーなんでこうなるんだろうなぁ自分の人生。何がやり…

7年振りの家計簿購入。

引っ越したばかりの町を探検。近所のショッピングモールに大きな本屋があることを発見して、飛び上がるほど嬉しい。以前住んでいた町は、車で1時間半ほど走らなければ、満足できる大きさの本屋はなかった。映画館も近くにあるので、今後の生活は娯楽費が上…

「自分を楽しませる」、「体力をつける」

今週のお題「2018年の抱負」あけましておめでとうございます。 年末年始の新婚旅行からの年明けの引っ越し、と怒涛の勢いで人生の階段を登っております。 引っ越しの荷物の整理をしているのだけれど、やはり物量の多い本の整理に時間がかかっている。新たな…

ちょっとガラパゴス行ってくる。『ガラパゴス諸島 「進化論」のふるさと』

タイトルどおりです。 年末年始、ガラパゴス諸島へ行ってきます。新婚旅行です。リア中の極みです。いいでしょ? ちなみに、初めての海外旅行でもあります。もう何を用意したら良いのかも分からず、出発までの時間をどう過ごせば良いのかも分からず、こうし…

新卒で入った会社を退職しました。

今週のお題「今年中にやっておきたいこと」ブロガーっぽいタイトルをつけてみた。 先週末が新卒で入って2年9カ月務めた会社の最終出勤日であった。年末までの2週間は有休消化期間であり、その間に引っ越しを行う予定である。そして年明けからは新しい職場で…

退職まであと3日。

転職する。そして明明後日が現職場の最終出勤日である。正式な退職日は12月末だが、来週からは有休消化に入る。 想像以上に感慨深くなく、相も変わらず代り映えしない毎日である。確かに業務は引継ぎや片づけついでの棚卸が中心になったが、毎朝起きて、会社…

幸せな金曜日。少女漫画な気分。

今日は金曜日、定時で帰れた。 なんだかどこか浮足立った気分で、スーパーでキムチ鍋の材料とビール(第三のビールでも発泡酒でもなくてビール)を買った。 あれもしかして私今とっても幸せなのではないのと思ったら、ますます幸福感が溢れてきた。人の感情は…

手帳を買い間違えた。

馬鹿なことをした。 馬鹿なことの内容は題名通り。秋も深まり文房具売り場はすっかり手帳のシーズンである。 今年はどんな手帳にしようかなとインターネットを物色していると気になるものを見つけてしまった。ロイヒトトゥルム 手帳 2018年 1月始まり マンス…

退職願を書いた。

今週のお題「私がブログを書きたくなるとき」久しぶりのブログへの投稿です。このところいろいろあったような、なかったような毎日で、ブログを書かない日が続いている。 ネタとなる読書はずっと継続していた。どころが社会人になってからで一番といっていい…

ストレスと本への衝動

ストレス解消法は世の中にいくつもあって、きっと人それぞれお気に入りの方法があるだろう。 どうやら私にとって、それは本の衝動買いであるようだ。 最近、そこそこストレスフルな生活を送っているのだけれど、びっくりするくらい部屋の中の本が増えている…

小説のための小説『1000の小説とバックベアード』

小説をテーマにした小説を読んだ。佐藤友哉『1000の小説とバックベアード』。 著者、佐藤友哉の本を読むのは初めてだったが、これが面白かった。一気読み。昨日は台風が来るとのことで、引きこもって本を読んでいたのだが、おかげで退屈することなく一日を過…

私は幸せなのか。アラン『幸福論』

入籍当日。遠距離の婚約者に会うため、バスと電車を乗り継ぐ中、アラン『幸福論』をパラパラと読んでいた。 プロポ(哲学短章)というそれぞれ独立した小編が積み重なってできた本書は、どこからでも読めて、移動中に少しずつ読むのにはもってこいだ。岩波文庫…

結婚前夜に読む本

実は明日結婚する。 「結婚前夜」と聞くと、「ドラえもんのび太の結婚前夜」が浮かぶ世代なのだが、現実の結婚前夜はアニメのようにドラマチックではない。親と同居しているわけではないので涙の別れはないし、そもそも式も披露宴もしない。流行りのナシ婚。…

すべては「普通」のために。村田沙耶香『コンビニ人間』

読みたい読みたいと思っていた本をついに購入。単行本の小説を買うのは久しぶりだ。 第155回芥川賞受賞作、村田沙耶香『コンビニ人間』。帯にはこうある。 36歳未婚女性、古倉恵子。 大学卒業後も就職せず、コンビニのバイトは18年目。これまで彼氏なし。 こ…

何もかもめんどくさい 『生きるのが面倒くさい人 回避性パーソナリティ障害』岡田尊司

私は極度のめんどくさがりである。 しかもその度合いが年々上昇している。仕事が面倒くさいのはともかくとして、掃除や洗濯といった家事も、趣味友達に会うことも、ブログを書く程度には好きな読書も、はたまた食事をすることさえも面倒くさい、と思うことが…

ヒトには個体差がある『死ぬくらいなら会社辞めればができない理由』 

最近本屋でよく見る本。インパクトのある表紙とタイトル。 ぷらぷらとネットの海を歩いていると、本書が電子書籍でも出ていることを知り思わず購入。 ページを開いてから、冒頭の漫画を読んだことがあったことに気づく。 ああ、あの漫画か!というような再会…

週末読んだ本

土曜日。久しぶりに一日中本を読んでいた。 このごろでは滅多になくなってしまったことだ。 記念に、というわけでもないが、今週末に読んだ本を記録しておこうと思う。 『ずっとお城で暮らしてる』シャーリー・ジャクスン 桜庭一樹のエッセイで紹介されてい…

暇で退屈で面倒くさい

図書館へ行った。貸出冊数の上限が10冊から20冊に変更になっていた。 5年前の自分ならとても喜んだと思う。 しかし今の私は、別にうれしいとも便利になったとも思わなかった。 2週間で20冊本を読めるほどの集中力が、今の私にはもはやもうない。集中力がなく…