読書録 地方生活の日々と読書

趣味が読書と言えるようになりたい。

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2014-03-09から1日間の記事一覧

美しいものには毒がある 『偏愛文学館』倉橋由美子

好き嫌いという次元を超越して凄いと感嘆するしかない作家はそんなに多くない。 倉橋由美子は私の貧弱な読書録の中でも一段と際立った場所で存在感を放っている。彼女の物語は読むたびに圧倒させられる。既存の小説のかくあるべしという規格から二回り、三回…