読書録 地方生活の日々と読書

趣味が読書と言えるようになりたい。

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「夏の100冊」の季節がやってくる。

今週のお題「2014年、夏の予定」

夏の予定、という言葉を見て考えた。

予定などあってないようなものだ。
春夏秋冬、季節の移ろいに関係なく、代わり映えのない日々が過ぎていくだけだ。
2014年夏の予定……未定。

先日、古本屋で買った本の間に「2008夏の100冊」的なチラシが挟まっていた。

夏の風物詩といえば、本屋の入口付近に平積みされる文庫本だろう。
各社からの「夏の100冊」である。
夏のはじめ、私はその100冊のリーフレットをもらう。
100冊の顔ぶれは、毎年たいして変わらないが、それでも気になる。
各社の本選びや表紙絵のセンスを見比べたり、オマケが何かチェックしたり、自分が読んだことある本、ない本、読みたい本を数えあげたり。

勉強疲れに小さなリーフレットを眺めるのは、なかなかの気分転換になる。
高校生ぐらいまで、いつか100冊を大人買いしたいと思っていた。
最近は大人になり、選ぶ楽しみを大事にしたいと思うようになったが。

今年の100冊は?

ところで、もう今年の100冊は出ているのだろうか。
ネットで調べればよいのだろうが、そんな無粋なことはしたくない。
本屋で見つけてこその100冊なのだ。

個人的な今年の100冊の楽しみポイントを記しておこう。

角川書店の100冊、今年はどうなるのか?
②新潮の今年のおまけはどうなるのか?

まず、KADOKAWA
10月にドワンゴとの経営統合の発表があり、いろいろと注目されているようだが、角川文庫も変わるのだろうか。
メディアリミテックスの雄は、どのような文庫を押してくるのか。楽しみ。
あと、リーフレットのセンスも角川社のものが、一番良い気がします。

それから新潮社。
新潮社は、去年、だいぶ100冊の雰囲気が変わった。
コンセプトが大幅に代わり、恒例のYonda?パンダから「ワタシの一行」になった。
オマケも付箋になった。一冊買えば一つ貰えたので、去年は色違いでいくつか貰った。
今年はどうなるのだろう。新潮社は今年100周年らしいし、昔の本の復刊とかしてくれたりするのだろうか。楽しみ

2014年、夏の予定。

というような感じで、夏の100冊を楽しみにしている。
楽しみにしている小説好きは私だけではないはずだ。
予定は未定、と書いたが、訂正。
2014年夏の予定=各社の夏の100冊のリーフレットを貰いにいくこと。
肝心の100冊を読むか読まないかは……その時の気分次第。