読書録 本読みの貪欲

近畿地方の某田舎町で一人暮らし中。

読書通帳が欲しい。

お盆。大学にいると気がつかないが、一歩外に出れば世間はお盆休みだ。
いつもの本屋も、平日にもかかわらず人が多い。
文房具を探しに行ったのだが、お目当てのものは見つからず。代わりに前々から欲しいと思っていた『ちくま日本文学016 稲垣足穂を購入。

本屋の帰り道、車のラジオから「読書通帳」なる言葉が流れてきた。
読書通帳?

読書通帳は図書館で使われる通帳である。
銀行の預金通帳と同じサイズであり、ATMのような機械に通すと借りた本の題名などが印刷されるようになっている。読書意欲の向上を目的とし、全国のいくつかの図書館で導入されている。子ども向け。

欲しい。すごく欲しい。
うちの市の図書館にも導入してくれないだろうか。

手書きで読書記録はとっている。
記入事項を出来る限り削っているので、たいした手間ではない。
それで充分じゃないか、とも思う。いくつも記録があったってしょうがない。
近所の図書館では、本を借りると題名と返却期限日が記されたレシートのような紙を貰えるが、それは栞代わりにして、使用後は捨てている。
でも、この通帳は欲しい。何故か。

図書館で借りて読まなかった本も記録として残る。それを残しておけるという利点がひとつ。いかに好奇心と実行力が解離しているかが一目瞭然となるだろう。
それから通帳という形で、過去の読書録がまとまっているということに魅力を感じる。
過去の通帳って、見るの楽しいですよね?
大した預金はないが、ときどき眺めてしまう。過去のイベントを思い出し、無駄遣いに自己嫌悪する。ああ、金ないなあと思うのも楽しかったりする。
そのような人に理解されないであろう楽しみが増えるのだ。図書館通いだって、今以上に楽しくなるだろう。

「読書通帳」の導入している図書館、いつか通ってみたいなあ。

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