読書録 地方生活の日々と読書

趣味が読書と言えるようになりたい。

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【日記】引越し準備中。

 久しぶりのブログ更新。春休み、実家に帰省したり、卒業旅行笑を楽しんだりしていた。

 卒業旅行では読書も進み、長編二編+中篇二編+エッセイ一冊を読了(内訳:悪魔が来りて笛を吹く』『卵をめぐる祖父の戦争』『カーミラ』『にんじん』『最後の晩餐』)。友達と交わした会話数よりも読んだ文字数のほうが圧倒的に多い。観光しに行ったのか、本を読みに行ったのかよく分からない。

 そんないろいろを終え、とりあえず田舎町に帰ってきました。四日後には、大学時代を過ごした田舎町ともお別れ。感傷に浸りたい気分ではあるが、浸っている時間などない。引越し準備がなかなか終わらない。今もダンボールに囲まれながらこの文章を書いている。多いときには週3回通った市立図書館を一目見てからこの町を去りたいのだけど、その時間もあるかどうか。

 引越しに際し、本もだいぶ処分した。10円でもいいからとブックオフに持ち込んだ。120冊ほど売って5000円ほどになった。高い金だして買った教科書が5円でしか売れずちょっと悲しかった。
 手元には100冊ほど、ダンボール3箱分の本しか残っていない。図書館派で、本をあまり買わない人間であるが、それでも学生時代に400冊ほどの本を買っていた。そう思うと不思議な気分になった。一冊500円として、400冊で20万円。うーん。貯金ができないと思っていたら、こんなところに使っていたのか。でも、今回の引越しで30万近くの金がかかる。そう考えると唯一の趣味にかかった金が20万と言うのは安いのか? うーん。というか、引越し金かかりすぎ。生きていくっていうのは、金を使うこと、消費することなんだなあと妙な感慨を覚える。就活でも20万以上使ったし……金は天下の回り物。よく分かるけど分からない。
 卒業旅行の帰り、羽田空港の本屋でベーシック・インカム 国家は貧困問題を解決できるか』原田泰著を買ってみた。740円+税。こうやって財布から金がなくなり、部屋に本はあふれるのか。