読書録 地方生活の日々と読書

趣味が読書と言えるようになりたい。

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【日記】引っ越しました

 先日、北の田舎町から関西地方の田舎町へと引越しました。さすがに引越しは忙しく、ここ二日ほど本を開いてもいない。そろそろ本を読みたいのだが、まだ本棚がないのでダンボールを開ける勇気が出ない。ちなみに新居での目標は、蔵書数を500冊以下でキープすること。前後重ね置きで、本棚一つぶんくらいだと管理もしやすいんだろうなと思う。

 引越し先の町は、小中学校が近いのにとても静かで、気候もよく(夏は暑いんだろうけど)、気に入っている。部屋も値段の割りには広く、そしてとても日当たりがよい(夏は暑いんだろうけど)。本もいっぱい置けるはず。今まで持っていなかったテレビとクーラーも買った。新生活はとても楽しみだ。
 問題は、この町の図書館と本屋が小さいこと。
 市立図書館の蔵書数は12万5千冊とのこと。都会の大型書店のほうがずっと多い。以前住んでいた町の図書館(旧居から徒歩5分以内の近さだった)の蔵書数が80万冊ほどだったことを考えるとちょっと物足りない。予約取り寄せメインの利用になるのだろうなー。
 本屋のほうは、徒歩圏内に一軒あるけどあまり大きくはなさそう。救いとしては、某都会まで車で1時間くらいでいけること。以前の町は、県庁所在地まで車でも電車でも4時間くらいかかったので、それに比べるととても近い。まあ、慣れるしかない。21世紀にネット通販と図書館のネット予約があってよかったと心底思う。

 あっ、あと、引越しの移動中に寄った本屋で買ったJ・M・クッツェーの『恥辱』という小説が面白かった。さすがブッカー賞受賞作?