読書録 地方生活の日々と読書

趣味が読書と言えるようになりたい。

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思考停止しているなあと思う

なんとなく毎日が辛い。
毎日、ではなく、平日が辛い。仕事が辛い。
ゴールデンウィーク明けの月曜日、馬鹿みたいに早起きしてしまい、普段より早い時間に会社へ向かったが、向かう車内でひどい動悸を感じていた。
やっとのことで迎えた金曜日。スーパーに寄ってから帰ろうと思っていたにも関わらず、車の中で一人になったら自然と涙が出てきて、泣きながらスーパーに寄る訳にも行かず、そのまま家に帰った。
土日。必死に仕事から、目を反らそうとしている自分がいる。お腹がずっと調子悪い。野菜を食べていないからか。料理をする気が起きない。

日曜日の夜、こんな文章を書いている自分がいる。
本当に書くべき言葉は、こんな抽象的な愚痴ではなくて、私は仕事の何をこんなにも恐れているのか、仕事の何がこんなにも私を傷つけているのかといった状況分析と、それに対処するための具体的な方策である。

書くことは力だ、と思っていた。それこそが私を救うのだと。

でもここのところ、私は書くという行為、正確に言えば、書くことに伴う考えるという行為をずっと放棄している。
現状に甘んじている?
そうかもしれない。
今日と同じ明日が来ることなんて全く望んでいないのに。

就職してから、私は何だかずっと馬鹿な人間になった気がする。高校生の時の方が、ずっと冷静に未来を査定できていた。
考えなくとも生きていけるだけ、大人って楽だなあとも思う。けれども、このまま流されて生きていきそうで、なんだか空恐ろしい。

とりあえず、少しでも冷静に明日の仕事へ立ち向かえるように『「やりがいのある仕事」という幻想』(森博嗣著)という新書を読んでいる。やりがいのある仕事も、趣味も、人生もない場合どうしたらいいんだろう?