読書録 地方生活の日々と読書

趣味が読書と言えるようになりたい。

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2014-01-28から1日間の記事一覧

「老い」の発見 『老いの歌―新しく生きる時間へ』小高 賢

「老い」を詠むのに短歌はぴったりのツールである。 なぜならば、短歌は「私」を詠むのに適しているからだ。 俳句は「私」を詠み込むには短すぎ、小説では「私」以外の人間の視点も必要だ。 定型であることは、表現を狭める枠ではなく、むしろ表現することの…