読書録 地方生活の日々と読書

趣味が読書と言えるようになりたい。

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手書き日記に「書くこと」について書いてみた

今週のお題「書くこと」

書くことは好きだ。特に、手で書くことが好きだ。というか文房具が好きだ。
普段、人に言えないことは、手書き日記に書いている。あえてその日記に「書くこと」について書いてみた。
使っているノートはモレスキン。ペンはJET STREAMの黒0.5mm。とりあえず1ページ書いた。

書き方は、出来る限り普段と同じように。私的な日記なので、書く順番や構成などは全く考えていない。思いついた順に書いているので分かりにくい。でも、自分には伝わるし、自由に書くことでストレス発散になる。
そんなぐちゃぐちゃなノートを晒す。字も読みにくい。というか、誤字もある。写真も見にくいなー。さすがにアレなので、打ち出してみた。
だから何、と言われそうだが、まあ、個人ブログなんてこんなものだろう。

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書くこと。なんで私はこんな手記を書くのだろう。現実には言えない愚痴を言うため? 誰も聞き手のいない論説を組み立てるため?
しかし、とにかく私は書いてきた。ノートの残りはもう1/4も残っていない。1年と9カ月程で消費した。いや、書いた文章は残るのでこれは消費ではない。日記は財産に成りうるだろうか。なればいいなと思う。
誰にも見せない文章を好きなように書くことは気持ちが良い。時折、びっくりする程集中している。自分の内部から次々と文章がわく。全ては書ききれない。手を動かすことが律速となっている。なら、キーボードを打てばよい? 私はあくまで、紙とペンが好きなのだ。構成を考えず、思いついた順に記す。ペンなので、一度書いたものは消すことができない。コピペで、文章の順番を変えることもできない。読み返すと黒くぬりつぶしたくなるようなことが書いてあることもある。けれども残す。書いたときの感情や状況を忘れってしまっても、書いた文章とインクは残る。もし、私が長生きすることができたなら、50年後ととかに、このノートを読み返したい。死にたい、とか、生きていたくない、とか、長生きしたくない、といったことも書かれているこのノートをみて70代の自分は何を思うのだろう?

・昨日、ボールペン(JET STREAM)の芯をかえたのだが、個体差なのか、少しかすれるような感じで、あまり書き心地が良くない。インクフローが悪いってこういうこと? 書き始めだからかな? ボールペンの移行を考えるべき?

・手記という言葉が好きだ。手帳に手書き、なイメージが良い。
 実際にはキーボード打ちの文章も、手記と名乗り出版されているだろうが。

みすず書房から出た『波止場日記―労働と思索』が欲しい。
 3800円くらいした。高い。一昨日から買おうかどうか迷っている。エリック・ホッファーのような、学はなくとも、働きながら思索する人間になりたいと思う。肉体労働しながらって、すごいよなと思う。生活に追われるだけの人間にはなりたくない。が、自分の生活分くらいは自分で稼ぎたい。

以上。うーん、読み返すと読み返すだけ悪文である。原稿など文字を書いたものを上手く撮る技術が欲しい。