読書録 地方生活の日々と読書

趣味が読書と言えるようになりたい。

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今年も読書記録が続かなかった。新しい読書ノートについて。【読書日記】

今週のお題「2018年上半期」

タイトルの通りの反省からこの記事を始めよう。
ここ数年、毎年のように、今年こそ読書の記録をつけようと発起しているのだが、ひと月も経たずに挫折している。
今年もその例に漏れず、2週間あまりで挫折してしまったので、この半年間に一体何冊の本が私の中を通過したのか追うことができない。半年間に読んだ本くらい思い出せるのでは、と思われるかもしれないが、これが出来ないんだなあ…

ちょっと流石に、読書が身になってなさすぎるのではないか。

私にとっての読書は趣味以外の何物でもなく、本に実益性を求めているわけではない。単なる暇つぶし以上でも以下でもない。だからひたすらに読んで、読んで、を繰り返してきたのだけれど。
でも、もう少し、何か、こう、あるのではないか。
特に最近は記憶力や思考力、集中力の劣化が激しい。加齢か。読んだ本の内容が頭に入っていないと感じることも、1冊の本を読み通せないことも増えてきた気がする。これでいいのか、自分。時間がもったいない、なんて言いたくないのだけど、読んだ本が自分の中に残ってなさすぎるのではないか。

そんなこともあり、数日前から改めて読書ノートをつけている。眠っていたロイヒトトゥルムを引っ張りだし、読んでいる本を書き付ける。

今まで、読書の記録は、一冊を読了した時点で記入していた。もしかしたらそこに挫折の原因があるのではないか。毎日一冊本を読了出来ればよいのだが、そうではないときは、記録をつける日とつけない日が生じてしまう。不定期に記入しなければならないことが、習慣化を妨げているのではないか。
そこで本を読むときは、手元に読書ノートを開いておくようにした。気になったことはすぐに書き込めるようにした。ノンフィクションであれば、読み終わった章の小見出しを書き写すようにもしている。とにかく書くことを習慣化させたい。

この方法を取り入れると、読書スピードは落ちてしまった。しかし、増加した読書時間は自分の中で本が咀嚼されるために必要であった時間である。努力を正当化したいだけかもしれないが、多少は深く本を読めるようになっている気がする。

あとは、続くかどうかだ。2018年も残り半年。毎日、少しずつでも書くことで、こつこつと続けていきたい。