読書録 地方生活の日々と読書

趣味が読書と言えるようになりたい。

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2023-06-01から1ヶ月間の記事一覧

『くるまの娘』(宇佐見りん著)【読書感想】

以前から気になっていた本を手に取った。宇佐見りん著『くるまの娘』。表紙の絵は、メリーゴーランドと顔のない女子高生。題名と合わさってどこか不穏な雰囲気をまとう一冊だ。 宇佐見りんさんの本を読むのは、芥川賞受賞作の『推し、燃ゆ』に続き2作目。『…

『人は死ねない 超長寿時代に向けた20の視点』(奥信也著)【読書感想】

趣味として古今東西様々な本を斜め読みしてきて、ひとつ学んだことを挙げるとすれば「人は自分の死に時を選べない」ということである。私だって、貴方だって、明日死ぬかもしれないし、120歳まで生きるかもしれない。 それでも科学の発展は、我々は思いがけ…

『嘘と正典』(小川哲著)【読書感想】

小川哲さんの短編集『嘘と正典』を読んだ。 著者の名前は以前から知っており、いずれ読みたいなと思っていたが、ついつい先延ばしにしていた。今年のはじめ、著者が長編『地図と拳』で第168回の直木賞を受賞されたと聞いて、ようやく購入したのが本書である…

久しぶりのブログおよび読みたい本

今週のお題「読みたい本」 久しぶりにブログを書く。およそ2年ぶりである。最後に書いた記事はウエルベックの『セロトニン』。単行本が発売されて比較的すぐ読んだ記憶がある。『セロトニン』は今や文庫版も発売されている。書店で見つけた文庫版は、とりあ…