読書録 地方生活の日々と読書

趣味が読書と言えるようになりたい。

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2015-06-01から1ヶ月間の記事一覧

『死をポケットに入れて』 チャールズ・ブコウスキー、老年期の日々。

読んでまず驚いたのが、主人公である著者が老いていたことである。 予備知識を持たずに、文庫本後ろのあらすじも読まずに、著者の名前と題名だけを確かめてページを開いたのが悪かったのだが。いや、予想もしなかった文章に出会えたという意味では幸運か。 …

【日記】雨の日も本を読む。

今週のお題「雨の日が楽しくなる方法」 雨の日にすること。 このようなブログを運営していることからも容易に想像できるだろうが、雨の日はたいてい読書をして過ごしている。ページを開くと、朝からの薄暗い空、じめじめした空気、ジーンズの裾が濡れる不快…

詩のこころとは? 嶋岡晨『詩のたのしさ』

詩の本を読んだ。嶋岡晨『詩のたのしさ』(講談社現代新書)である。平易で読みやすく、詩の引用も多々あり、そしてそれらの詩の作者別の検索表が載っており高評価。個人的には、好きな詩である高村光太郎の『道程』の引用があり嬉しかった。高村光太郎の詩…

梅田 蔦谷書店へ行ってきました!

大阪へ行ってきた。映画を見に行ったのだが、もちろん片道1500円出して都会へ行ったからには、都会の本屋へ行かねばなるまい。 ということで、大阪駅の蔦谷書店へ行ってきました。 いやあ、すごい人でした。そしてかなり変わった本棚の配列でとても刺激的だ…