読書録 地方生活の日々と読書

趣味が読書と言えるようになりたい。

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2018-11-01から1ヶ月間の記事一覧

ディストピア小説を読む ユートピアとしての『すばらしい新世界』オルダス・ハクスリー【読書感想】

ディストピア小説として名前だけは以前から知っていた『すばらしい新世界』。19世紀生まれのイギリス人作家、オルダス・ハクスリーによるSF小説である。1932年の作である。この度、光文社古典新訳文庫で読みました。訳者は黒原敏行さん。 工業化が進んだ2540…

読書ブログを5年続けてみた感想

今週のお題「読書の秋」 先日、2018年11月18日に、このブログ『読書録 本読みの貪欲』は5周年を迎えた。長かったような短かったような5年間だった。 飽きっぽさには定評がある自分である。ふと思い立って始めたブログが、ここまで継続できるとは。…

家電の断捨離 稲垣えみ子『寂しい生活』【読書感想】

稲垣えみ子著『寂しい生活』というエッセイを読んだ。著者の本を読むのは2作目で、1作目は今年のはじめに読んだ『もうレシピ本はいらない 人生を救う最強の食卓』である。家電なし生活を送る著者の食生活についてのエッセイであり、著者の軽妙な語り口に乗…

図書臨時増刊2018『はじめての新書』

出版前から気になっていた冊子をようやく手に入れることができた。岩波書店のPR誌である『図書』の臨時増刊号『はじめての新書』である。岩波新書創刊80年を記念して作られたA5サイズの小さな冊子である。インターネットを通してその存在は知っていたが、地…

大学のある街を再訪しました。

先日のこと。大学時代の友人が、大学のある街で結婚式を挙げた。招待していただいたので、私は卒業以来始めて、学生時代を過ごしたその街を訪れた。4年ぶりのことである。 着陸態勢に入った飛行機の窓からその街を見下ろすと、胸の奥底から懐かしさが溢れて…

ディストピア小説を読む 『侍女の物語』マーガレット・アトウッド【読書感想】

ディストピア小説を読みたい。夏の終わりにふと思った。それから二ヶ月。ようやく一冊を読み終えた。カナダ人女性作家マーガレット・アトウッドによる『侍女の物語』。 初期のギレアデ政権時代に「侍女」として生きた一人の女性が残したテープを文書化したも…

本を読む気力と衝動買い

先日、本を読む気力もないという愚痴記事を書いた。dokusyotyu.hatenablog.com 嘘を書いたつもりは全くないのだが、記事を書いた数時間後、私は本屋にいた。そして一冊の本を買った。転職についての本を買おうと思ったのだ。私は読書が行動に先んじる人間で…