読書録 地方生活の日々と読書

趣味が読書と言えるようになりたい。

MENU

2017年はじまりました。

今週のお題「2017年にやりたいこと」

2017年が始まった。

2016年の大晦日、4年ぶりに高校時代の友人にあった。
友人の中の変わらない部分と日々変わっていく私たちを取り巻く状況が、目の前に立ち現れて圧倒された。
当たり前だが、私たちはもう高校生ではない。
それぞれの地で大学を卒業し、それぞれの地で就職した。きっと地元に帰ることはないだろう。
さみしい、のではない。
ただ私と友人との間にある広大な距離に呆然としている。
いつの間にか置いていかれてしまったように感じている。これは…劣等感?

いろいろ考えてみたけれど、結局、私は人生を失敗した、生きることは辛いことだという結論に至った年末年始。

そんな気分で迎えた2017年。
決意表明としてやりたいことを書く。

・本を読む(読んでいる)
・読書記録をつける(さっそくつけていない)
・ブログを書く
・映画館で映画を観る
・日記をつける
・家計簿を買う
・主体的な消費者になる
・目の前の仕事に集中する
・先のことばかりに気を取られないで、今できること今すべきことをする
・自分の人生を真剣に考える
・自分の仕事についてこのままでよいのかという疑問を次の行動につなげる
・住む場所を選ぶ
・環境を変える
・人生を変えたいのであれば生活を変える

以上。書いていて思った。2017年、私は人生を変えたい。

冬のボーナスでノートカバーを買う。

師走忙しすぎ。

本を読む時間もとれぬ日々が続く。
実際には、布団に入って読もうとするのだけど、数ページ読み進めた時点で寝落ちしてしまう。
今月に入ってから何度電気をつけっぱなしにして寝てしまったことか。
このブログを書くのだって一か月ぶりくらいだ。

社会人生活に溺れそうになりながらも、なんだかんだもがいているうちに冬の賞与の季節がきた。
ボーナス!と喜べるほどの金額ではないが、支給されるだけ幸せなのだろう。

何に使おうか。欲しいものはいっぱいある。

アマゾンの欲しいものリストを見る。
欲しい本がいっぱい並んでいる。岩田宏の詩集とか、魚図鑑がほしい。

美味しいマイナー魚介図鑑 (よみ:おいしいマイナーぎょかいずかん)

↑『美味しいマイナー魚介図鑑』、めちゃくちゃ欲しい。読みたい。めちゃくちゃ欲しいなら買えばよい。買えばよいのだけれど……私の中の「何か」が執拗にストップをかける。読書に金をケチる大人にはなりたくなかったのに、3000円以上の本を買うことを躊躇いまくっている自分がいる……


が、結局、ノートカバーとA5の方眼ノートを買った。
方眼ノートは仕事用だ。ボーナスなので、普段の40枚のものではなく、70枚のものを買った。ささやかすぎる。
ノートカバーはプライベート用。
実は来年は、読書記録ノートを一新しようと考えている。その読書ノート用に使う予定だ。
ノートカバーをネットで調べると千円程度のものから一万円を超えるものまで出てくる。
ノートカバーを使ったことがない入門者の私は、とりあえず一番安いものにした。

ノートカバーの使い心地はどんなものか。届くのを楽しみに、師走の日々をもうひと頑張りしようと思う。

なんだかんだで3周年。世界の片隅で、弱小ブログは続いてます。

はてなブログ5周年ありがとうキャンペーンお題第2弾「5年後の自分へ」
http://blog.hatena.ne.jp/-/campaign/hatenablog-5th-anniversary

はてなブログが5周年らしい。

と、思ったら、このブログも今日11月18日で3周年を迎えていた。最近追加されたこよみモードで知った。

ある日、本当に急に思い立って始めたブログ。
思い立ったら善は急げと、その日のうちに登録し、ブログを立ち上げた。
自分の唯一の趣味であり、人生を通してただ一つ続けることができている「読書」についてなら、ブログを書き続けることができるのではないかと思った。
当時は、人生において一番本を読んでいた時期であり(週に2、3回図書館に通っており、年間250冊以上は読んでいた)、好きな本をテーマにしたらネタに困ることはないだろうと思った。
タイトルを考えるのももどかしく、とりあえずシンプルに「読書録」とブログタイトルをつけた。
そうして、毎日はてなのサイトを確認する日々が始まった。

この3年間、いろいろあった。
ほんとうにいろいろあった。私は3年分しっかりと歳をとった。3年分の本を読んだ。ブログには記事がたまった。
就職という人生の節目もあった。引っ越しもして、今は3年前は名前も知らなかった田舎町に住んでいる。
成長した部分もあれば、そうでない部分もある。
多少は世間を知った気もする。
が、2年前3年前の自分で書いたブログ記事を読むと、当時と考え方がほとんど変わっていないことに愕然としたりもする。

書評とはなにか、ネットで読書感想を発信することの意義や責任や無責任さについて考えたときもあった。
就活についての怨念を、キーボードに乗せて一気に書いた記事もあった。
自分の「恥部」である本棚だって、勢いに任せてさらしてしまった。
読書傾向も変わった。海外文学やSFや現代詩を読むようになった。

5か月間、ブログを書かない時期もあった。
5か月後、記事を書くと以前のようにスターをつけてくれる読者の方がいた。単純に、うれしかった。

5年後、私はブログを続けているだろうか。
続けていてほしいな、と思う。
ここには確かに、私の人生の軌跡がある。読んだ本こそが人生を作るのだ。


dokusyotyu.hatenablog.com

↑記念すべき最初の一行。