読書録 本読みの貪欲

近畿地方の某田舎町で一人暮らし中。

生きるってめんどくさいよね、 『北斎漫画』全3巻BOX

 めんどくさい、に勝るものは何もない。

 この土日もめんどくさい、に負けて生産的なことは何もしなかった。寝て起きて本を読んで、読みながら気づいたら眠っていてといった調子で現在日曜日の午後四時。

 やりたいことはたくさんある。
 ほしいものもたくさんある。
 時間もある。
 が、金がない。

 現代社会は何をするにもお金がかかるので、できるだけ何もしないようにしている。
 のに。
 さすがに二日も引きこもっているのもなんだし、ということで、ブックオフへ行ってきた。
 買うつもりはなかった。ブックオフは隣の隣の町まで出ないとないので、そこまで行くのはちょっとした気分転換のドライブにもなる。それで十分。だから、買うつもりはなかった。ついでにブックオフの隣にあるスーパーで必要最低限の買い物をしてそれで終わり、のつもりだった。
 でもなあ。
 見つけてしまった魅力的な本。箱入りっていうのがまた、そそられるものがある。
 青幻社の『北斎漫画』、全3巻BOX。

北斎漫画(全3巻セット) (Hokusai Manga 3 Vol Set)

北斎漫画(全3巻セット) (Hokusai Manga 3 Vol Set)

 これ。

 一瞬の迷い。頭の中で、本の値段と財布の中身を比べる。次の瞬間の購入。
 車の中に戻り、レシートに記された金額をスマートフォンの家計簿アプリに打ち込む。この金があれば、四元康祐の『言語ジャック』が買えたのに、と思う。『言語ジャック』、アマゾンではもう中古しかなさそうなので、出版社から通販で買おうか(送料がかかる)、近所の本屋で取り寄せてもらうか(なんだか気恥ずかしい)、都会の本屋で探してみようか(交通費がかかる)と悩んでいる詩集だ。ものすごく読みたい。


 浪費は、めんどくさがり屋でもできる究極の暇つぶしだ、と思う。だから、めんどくさがり屋の自分は気をつけなければ。

 とはいうものの、本に尽くした金額を数えるつもりはない。後悔はしていない。改めて本棚に本を並べなおす。そろそろ本棚が手狭になってきた。


 ところで。インターネットで「金がかからない 趣味」で検索してみると、雑多な趣味がおすすめされていた。その中に「日記」という文字があった。ブログ、しばらくぶりにちゃんと書いてみようかな、なんて思ったり思わなかったり。