読書録 地方生活の日々と読書

趣味が読書と言えるようになりたい。

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日記

誕生日、99冊、本を売った。

人生とは行動の積み重ねである。この二十数年間でもっとも多く行った行動は睡眠であろう。 が、ここでは睡眠は除外する。次に多く取った行動は何だろう。主観的には読書だろう。 つまり私の人生は読書だったといえる。人生=読書な私にとって、本は文字通り…

コンデジ PowerShot s120買った。 『大人の写真。子供の写真。』 新倉万造・中田燦

最近カメラを買いました。 といっても所謂コンデジです。canon s120というやつ。カメラには詳しくないので善し悪しはイマイチ分からないが、今のところ満足。今の田舎町に住むのも、もう1年を切ってるんだな、とある日思った。 大学を卒業したら、私はこの…

名づけと『ホテル・ニューハンプシャー』と『ゲド戦記』

今週のお題「名前をつける」名づけ。 動物を飼うことを考える。 例えば、犬。犬と過ごす毎日を思い浮かべる。 小さな犬もいいけど、体力のあるうちに大きな犬を飼ってみたいな、とか。 あそこを散歩しよう、この芸を覚えさせよう、社会化はしっかりしないと…

蒲団読書、ベッド読書

今週のお題「布団派? ベッド派?」大昔、本当に幼い頃は畳に蒲団で寝ていた。 幼稚園に通っていた頃、二段ベッドが我が家にやってきた。 よっぽど嬉しかったのだろう。マットレスを入れる前のベッドで、かくれんぼしたり階段を上り下りしたりして遊んだのを…

読書日記が続かない

自分は極度のめんどくさがり屋で飽き性ある。 それでも何とか3年続いてきた読書記録が、ここ一月ほど停滞している。 読み終わっただいたいの日付と題名を書くだけのものなのに続かない。 最近出歩くことが多く本を読み終わった時に記録ノートが手元にないこ…

GWだし、本屋へ行って、意識高い系について考えて、ダーレン・アロノフスキー監督『ブラック・スワン』を観た。

今週のお題「ゴールデンウィーク2014」GWである。黄金週間である。ということで、車で大きな本屋へ行ってきた。文庫本を眺めていると、恐ろしいやりとりが聞こえてきた。 若い男の人と店員さんの会話。男の人:ブルーバックスってどこですか? 店員さん:ブ…

読書録的雑記

駄目になりそうな日々が続いている。 如何に生きるべきか、との問いが頭を離れない。駄目になりそう、というのは私自身の主観であり、客観的に見れば単なるモラトリアムに浸っている大学生である。 このような内面を友人に話すことはない。 きっと誰もが思っ…

絵本好きが読書好きになるまで

今週のお題特別編「素敵な絵本」まさかこんな所で絵本を見ることになるとは。相変わらず就職活動で東京へ来ている。 平日、昼前。某東京メトロの駅にて。上りエスカレーターに乗っていたところ、隣を下りてくる初老の男性が、片手に絵本『ちいさいおうち』、…

週末、図書館へ行った

ここ2年ほど、図書館へは週1回ペースで通っている。 行くのは大抵週末であり、借りられる分だけ借り、一週間かけてせっせと読む。 図書館へ行く時の気分は常に同じではない。 小説を読みたい気分か、新書を読みたい気分か、大きな本を読みたい気分か、荷物…

週末読書 『葬送の庭』タナ・フレンチ

土曜日。 15時過ぎ。車で図書館に向かう。 その時間にしては珍しいことに、駐車場が満杯で、駐車場前には空車待ちの列ができていた。 まあすぐに空くだろう、待つこともあるまい。 スーパーで少し時間をつぶすことにする。スーパー内を一周し、揚一番やらシ…

宮沢賢治は好きですか? 花巻・宮沢賢治記念館に行ってきた!

冬のある日、宮沢賢治記念館へ行ってきた。新花巻駅からバスで二つ目の停留所の山の中。 さらに停車場から十五分ほど坂を上った山の上にその建物はある。 冬の岩手。 花壇や日時計は雪に埋まっている。 しかし晴れているため思っていたほど寒くはない。 雪が…

手書き日記の魅力=物の魅力

今週のお題「日記・手帳」先週のお題に投稿したページをはてなさんに取りあげて頂いた。 調子に乗って今週も投稿しようと思う。 何よりもテーマが手帳&日記である。 実は大好物である。 文房具好き。 昔から「紙」が好きだった。 ちまちまとコピー用紙を集め…

今年も本と過ごしたい。「2014年プレイベートでやりたいこと」

今週のお題「2014年プライベートでやりたいこと」はてなブログのお題というものに初挑戦してみる。 プライベートでやりたいこと、そりゃあ、いろいろある。 読書関係でやりたいことをピックアップしてみる。 読みかけの長編の読破 以前にも書いたが、読みか…

荒戸源次郎監督『赤目四十八瀧心中未遂』【映画感想】

初詣に行ってきた。おみくじ引いた。凶だった。 「願い事 叶い難し」 「健康 心労」 「旅立ち 思いなおせ」 就活生の私。神様はお見通しか? 『赤目四十八瀧心中未遂』 車谷長吉の直木賞受賞作を映画化したもの。 原作は未読。 新年早々引きこもってDVDで見…

2013年に読んだ本(約250冊)からBest5を紹介してみる

2013年が終わる。 読書ノートを見返してみる。 この一年で読んだ本たちの名前を眺める。 印象深い名前もあれば、初めて見たような本もある。 これらの本は私に何を与えてくれたのだろう。 本を読む前後で私の何が変わったのだろう。そんなに変わっていない気…

ミステリ選びのセンスの私的衰退(2013年末)

何気なく図書館へ寄ったら、年末年始の休みに入っていた。 よくよく考えれば師走の27日である。 立派な年末。あと4日で大晦日。大学にも人が少ない気がしなくもない。 本棚の前でどの本を読めば良いのか分からない私。 このままでは年末年始に読む本がない。…

本屋に向かって、車が壊れた。

昨日の夕方、町はずれにある大型書店に行こうとした。 何冊か購入する心づもりであった。 調子に乗って5千円分ぐらい買っても良いかなとも思っていた。 もうドーパミン出まくりである。用事を片づけ、意気揚々と車に乗り込んだ。 道中、スーパーのATMに寄っ…

私の中のダメ人間と読書の波

一昨日あたりから気づいてはいたが、どうやらダメ人間モードに突入してしまった。 だからなんだという話である。 以下はただの愚痴かもしれない。申し訳ない。が、ダメ人間モードを早期に脱出するためにも書いてみる。 そもそもダメ人間モードというのは何か…

出先で本を買う 『幸福な生活』百田尚樹

小説『モンスター』 百田尚樹 - 読書録 用事があり都市に出た。 用事が終わり、高速バス待ちの30分の間に駅構内の本屋に寄った。 帰りの車内で読む本を購入するためだ。 迷いに迷って、バスに遅れてしまうという不安に後押しされた末、ようやく『幸福な生活…

今年は何冊読んだのか? 数えてみるのも一興か。

今年もあとわずか、20日ばかりを数えるほどとなった。 このブログ『読書録』はその名の通り、読書の記録、特に感想を言語化することを目的としている。 ブログを書き始めて3週間程だが、感想の書きにくい本や映画がことのほかたくさんあることに気がついた。…

本への書きこみはアナログな情緒? 『論語』を古本屋で買った話

目の前に本がある。 本の中で最も価値があるものは、その中身、特定の形をしたインクの羅列である。 さらに言えば、その羅列が表わす意味である。 と、一般的には考えられている。 要は中身、ソフトに価値があり、ハードには価値がない、と。 そして純粋な中…

本屋で目が覚めた話

目が覚めるような、という形容がある。 昨夜、帰宅途中に本屋へ寄った。実用書を買うためだ。 よく行く近所の本屋である。棚の位置は把握している。だからといって目的の棚へ一目散というわけではない。 新刊棚から文庫棚を巡り、ハードカバーの棚を覗く。い…