日記
今週のお題「読みたい本」 久しぶりにブログを書く。およそ2年ぶりである。最後に書いた記事はウエルベックの『セロトニン』。単行本が発売されて比較的すぐ読んだ記憶がある。『セロトニン』は今や文庫版も発売されている。書店で見つけた文庫版は、とりあ…
タイトルそのままです。 そろそろまた長編の海外文学を読みたい欲が出てきたこともあり、次のゴールデンウィークに読む本を物色していた。前回の長編外文読書は正月休みに読んだユゴーの『レ・ミゼラブル』。『レ・ミゼラブル』は学生時代に挫折した本だった…
読書メーターによると、2018年は54冊、2019年は64冊、2020年は127冊の本を読んでいた。読書の楽しみは量ではないとはいえ、我ながらよく読んだなと思う。年100冊越えは学生の時以来だ。たくさん読めただけではなく、面白かった本にたくさん出会えた一年だっ…
先週末に引っ越した。最近、あまり本を読めていないのは、この引っ越しの準備で大忙しだったからである。仕事も年末進行で忙しかった。なんだか随分と長い期間、面白い小説を読んでいない気がする(多分気のせい)。 数えてみると、この10年で4回目の引っ越…
久しぶりのブログです。相変わらず毎日、本を読んでいるのだけれど、あまり感想を書けずにいる。12月末に引っ越すことになったので、読んだ本を片っ端から段ボールに詰めこんでいるからだ。ちなみにここ1ヶ月で、読んで一番面白かった小説は、ミラン・クンデ…
欲しい本がたくさんある。各出版社の新刊も気になるし、お金に余裕が出来たら是非買いたい全集もある。しかし年末に引っ越す予定があるので、物としての本を買わないようにしている。同時に少しずつ本棚の本も片付けて段ボールに箱詰めしている。 今のアパー…
タイトル通り。先日、30歳になってしまった。「なってしまった」と書いているが、このように強調するほど、感慨は深くない。誕生日はただの日常として過ぎていった。お祝いの言葉はもらったが、プレゼントをもらうわけでも、ケーキを食べたわけでもない。別…
最近ブログの更新をしていない。ブログを書かずに何をしていたのかというと、2012年発表のアニメ『PSYCHO-PASS』にはまっていた。2020年に最新の映画が公開されているとはいえ、今更感がすごい。 きっかけはゴールデンウィークに時間を持て余していたことだ…
2020年のゴールデンウィークが始まった。とりあえず毛布を仕舞うために洗うべくコインランドリーへと車を走らせる。ここ数日車に乗りこむと暑いと思うことが増えた。すっかり春である。家族とはそろそろ扇風機を出そうかなんて話もしている。今日も天気は良…
2019年を振り返る。 今年はどんな年だったか。人生2度めの転職をした年であった。転職は人生において結構な一大事だ。しかし転職してから9ヶ月が経ち、新しい職場にそこそこ馴染んだ今から振り返ると、そんな一大事を乗り越えたという感慨はない。すでに新し…
ツイッターを眺めていたら、面白そうなハッシュタグを見つけた。#小説で振り返る私的2010年代。 2010年から2019年までの各年の私的ベスト小説を挙げていくというタグだ。ベストセラーのリストから時代の空気が感じられるように、かつての自分が夢中になった…
日記についての記事がホットエントリに入っているのが目に入った。そういえば、最近は手書き日記をつけていない。 学生時代や社会人になってすぐの頃は、定期的にとはいかないが、小まめに日記をつけていた。転職の前後もそこそこ書いていたように思う。日々…
待ちに待った春の連休がやってきた。年明けくらいからゴールデンウィークはどこにも行かないことに決めており、その代わりに本を読んで過ごそうと考えていた。何を読もうか、せっかくだから普段は読めない長い小説が読みたいな、などと想像しては楽しみにし…
Twitterにて「♯私の平成の30冊」なる面白そうなタグを見つけた。せっかくなので自分でも30冊を選んでみた。これがなかなかに難しい。一著者一作品、ノンフィクション系は除外、平成になってからの新訳は選択可というマイルールで30冊を選んだ。選択の基準と…
人生で2度目の転職と読書生活 人生2度目の転職をして1週間が経った。まだ大した仕事はしていないのだけれども、想像以上に疲れ消耗している。職場の雰囲気は良く、先輩方も親切で、とりあえずひと安心した。この職場であれば、長く働けそうだ。採用頂いたか…
サカナイフSAKANIFE(TAPP Craft)購入! 初心者でも簡単に捌けるという噂のサカナイフSAKANIFE(TAPP Craft)を購入した。 サカナイフ SAKAKNIFE(シャープナー・説明DVD付)日本製 (ダークブラウン)出版社/メーカー: TAPPメディア: ホーム&キッチンこの商…
昨年より読書メーターという読書管理アプリを使用している。半年以上使っているが、未だに使いこなせていない。そして先日、まとめ機能があり、しかもブログに貼り付けることができることを知った。おお。 さっそく使用してみる。今更感はあるが、2018年のま…
結婚を機に二人暮らしになってから、夜を一人で過ごすことががくっと減った。当たり前といえば当たり前である。もちろんそれは苦ではないが、それでも偶に一人で過ごすイベントができるとものすごく嬉しい。例えば今日。夫が友人と旅行に行ったので、このよ…
現時点の好きな詩について記録しておこうと思う。1 会田綱雄『伝説』2 村野四郎『秋の犬』3 萩原朔太郎『遺伝』4 井伏鱒二訳于武陵『勧酒』5 衣更着信『孤独な泳ぎ手』6 石原吉郎『居直りりんご』7 高村光太郎『あなたはだんだんきれいになる』8 四元康祐『…
さて2018年もそろそろ終わりが見えてきたので、簡単に振り返りをしておこうと思う。今年は新天地での生活のスタートであり、環境が大きく変わったが(今年初めに引越し及び転職しました)、それにも関わらず例年通り多くの本が私の中を通り過ぎていった。さ…
今週のお題「読書の秋」 先日、2018年11月18日に、このブログ『読書録 本読みの貪欲』は5周年を迎えた。長かったような短かったような5年間だった。 飽きっぽさには定評がある自分である。ふと思い立って始めたブログが、ここまで継続できるとは。…
先日のこと。大学時代の友人が、大学のある街で結婚式を挙げた。招待していただいたので、私は卒業以来始めて、学生時代を過ごしたその街を訪れた。4年ぶりのことである。 着陸態勢に入った飛行機の窓からその街を見下ろすと、胸の奥底から懐かしさが溢れて…
先日、本を読む気力もないという愚痴記事を書いた。dokusyotyu.hatenablog.com 嘘を書いたつもりは全くないのだが、記事を書いた数時間後、私は本屋にいた。そして一冊の本を買った。転職についての本を買おうと思ったのだ。私は読書が行動に先んじる人間で…
出先で、ふと時間が空いてしまった。 こんな時にカバンに文庫本でも入っていればよかったのだが、あいにく持っていない。外に出るときはたいてい本を持ち歩いているのだけれど、このところ本を読む気力がなく、今朝は準備する際に本を持っていくことを思いつ…
今の職場に転職し、早10ヶ月。なのだが、諸事情により、再度の転職を考えている。働きたくないわけではないし、むしろ一生働き続けたく思い一生勤められる職場を探しているのだが、転職活動は気が進まない。それなら今の職場で頑張れよ、と言われそうだが、…
今週のお題「最近おいしかったもの」 今朝のこと。洗い物をしていた際、水道水に冷たいと思っている自分に気づき、ああ、秋だなと思った。日が暮れるのも早くなってきた。秋本番である。 今週のお題「最近おいしかったもの」。 秋には美味しいものが沢山ある…
雨の日。本屋さんに行くと、棚2面に渡りずらっと家計簿が並んでいた。文房具屋の手帳コーナーと並ぶ、秋の風物詩である。もうそんな季節か、さて、今年の家計簿はどうしようかなと思う。 毎年、家計簿の購入には迷っている。昨年は迷っている間に年が明けて…
中学生の私は、早く大人になりたくて仕方がなかった。中学校が好きではなく、中学一年生のGW開けには、すでに一刻も早く卒業したかった。早く大人になって、実家の家を出たかった。そして一人暮らしというものをしてみたかった。自分の生活を自分で運営して…
人生とは、ままならないものである。 数年前にインターネット上で話題になっており、いつか読みたいと思っていた本を、心斎橋アセンスの本棚で見つけた。ジョン・ウイリアムズ著『ストーナー』。100年前のアメリカに生まれた1人の男の一代記である。白いカ…
今週のお題「わが家の防災対策」先日の台風はすごかった。台風通過日は、仕事を早退して、雨戸を締め切った部屋に籠っていた。お昼過ぎ。風は一層強くなり、部屋が揺れた。雨戸には何か重いものが当たる音が幾度かし、外の様子が気になったものの雨戸を開け…